尾崎書房

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昭和二十一年、元東宝の助監督だった尾崎橘郎が、妻の実家が愛媛の製紙工場だった関係で出版業に転身。二階建ての急造家屋で、階下が事務所、二階が家族の住居だった。メンバーは妻の尾崎今代、弟の星芳郎、後に「具体」の画家となる浮田要三の四人であった。尾崎が作家志望だったので、まず文芸ものを企画し、顧問の原野榮三の協力も得て、林芙美子の『舞姫の記』『野麦の唄』『妻と良人』『宿命を問ふ女』を次々と出す。他にも丹羽文雄『似た女』、芹沢光治郎『女の運命』、木々高太郎『緑色の目』など。(高橋輝次)


発行書目

似た女 丹羽文雄 1947
舞姫の記 林芙美子 1947.9.15
エキゾチックな短篇 木々高太郎 1947
春を待つ心 松山くに 1947
宿命を問ふ女 林芙美子 1948.3.25
動物磁気 竹中郁 1948.7.1
野麦の唄 林芙美子 1948.10.1
女炎すべなし 源氏鶏太 1948.11
トノヤン女処刑記 寒川光太郎 1948
青空の仲間 岩田豊雄 1948
動物磁気 竹中郁  1948
女の運命 芹沢光治良 1948
ヨーロッパ特派員の手記 向後英一  1948
花日記. その1,2 北条誠 1948
妻と良夫 林芙美子 1948
てんやわんや 獅子文六 1949
明星を与えん 竹田敏彦 1949
全日本児童詩集1950 川端康成他責任編集 1952.7

雑誌
きりん(1948-1971)1962より理論社



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題 名=宿命を問ふ女
発 行=昭和23年3月25日
著 者=林芙美子
発行者=尾崎橘郎
印刷者=日本精版株式会社
発行所=尾崎書房
東京都台東区浅草小島町1-13
大阪市北区梅田町35
装 幀=小磯良平
タテ=19cm






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題 名=宿命を問ふ女
発 行=
著 者=林芙美子
発行者=
印刷者=
発行所=尾崎書房
装 幀=吉原治良
タテ=19cm 








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題 名=動物磁気
発 行=昭和23年7月1日
著 者=竹中郁
発行者=尾崎橘郎
印刷者=不二印刷株式会社
発行所=尾崎書房
東京都台東区浅草小島町1-13
大阪市北区梅田町35
装 幀=
タテ=19cm






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題 名=野麦の唄
発 行=昭和23年10月1日
著 者=林芙美子
発行者=尾崎橘郎
印刷者=不二印刷株式会社/藤本文臣
発行所=尾崎書房
東京都台東区浅草小島町1-13
大阪市北区梅田町35
装 幀=小磯良平
タテ=19cm
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by westedition | 2009-08-07 16:43 | 大阪


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